そのいち、爪の状態がここに記録をつける前の状態に完全に戻った
右手は昨年12月上旬にメンタルおかしくなってから、左手は先月から
一度噛まなくなったからといって噛み癖が治るわけではない
ストレスを取り除いて一人でいる時間を減らしてやっと爪を伸ばす環境ができる
ちょっとでもストレスかかってネイルオイルが埃被り出したら何もしていないのと同じ
そしてこの爪である
一番良かった時の半分くらいになった
せっかく定着したネイルベッドも全部おじゃんになった
伸ばそうと思えば伸ばせることがわかってしまってより意識が低くなった
毎日毎日深爪の不快感に余計ストレスが溜まって伸びたそばから噛んでる
自暴自棄
しばらくは爪に犠牲になってもらうしかない
爪は最後だ
もう最初に直す場所じゃない
そのに、ドラマ化が決まったらしい食にまつわる某百合漫画の最新刊を読んだ
元々読んでて、事例紹介用のPR漫画だなあという印象だった
面白いしかわいいけど意識の先頭に面白さが来るわけではない
で、最新刊の最後の方の一人飲み会の描写でなんか泣いた
文章を誤魔化した程度で性別隠せる側の人間じゃないことは自覚してたけどあえて意識的に隠してる気分を味わい時もあるよねっていうアレであえて性別を明記してはいないけど自分も彼女のことを彼女と言えなくて彼氏って言われたことを思い出してしまって
自分もこういう気分になったことがあるなって一番当事者みが強かったシーンで
なんで隠さなきゃいけないんだろうって思って泣いた
彼女がいた当時は彼女のほうが先駆者だし隠したいっていう意向だったから泥酔してもそれだけは言わなかった
態度や言動で周囲にはモロバレだっただろうけど
堂々と言っちゃダメなんか?って思ってた
別れて何年も経って交流もなくなった今も隠してるのはなんでかというと
特定の相手がいない状態のカミングアウトはリスキーだと思っているから
なぜリスキーなのかというと友人を信用していないからだと気づいて
いや、自分がいまその友人を性的対象と認識してしまったせいで
下手に進展する可能性を跡形もなく消し潰したくて
吐く必要のない嘘をミルフィーユの様にかさねて
もう挽回の余地はなくなってしまった
もうサークルクラッシュはしたくない
関係性を変化させたくない
でも感情の奴隷たる自分が自分の気持ちを捻じ曲げることは非常に難易度が高くて
現にこんなにも苦しい
これは事情を知っている友人にも理解はしてもらえない領域の話
この感情は共有できるものではない
せめて恋愛感情じゃなくてよかった
汚いことだと心置きなく叩けるから
別に隠すことはないというか
隠したくない、これがわたくしでござい、がしたい
なのに親に一言ポロっと言うのですらあんなにも勇気が要った
彼女がいるときなら彼女好き好きを表に出すだけで済む
なのに一人のときに「これがあたくしでござる」を表に出すのはあんなにも怖い
別に言ってもよかったんだ
去年の通話の時
相手がノーマルだとわかればあきらめがつくだろうなどという浅はかな考えで夜更かしを強要し引き出した答えを鵜呑みにできず
その場の空気を壊せなくて同調した
愚かが過ぎる
わたしはたぶん相手の性別関係ないかもなんだけど、って言ってしまえばよかった
なにを忌避したのかも自分でわかってない
心のわりと浅い部分で相手とどうこうなることを期待しているから
その期待を刺し殺すためだけについた嘘
友人を不快にしたくないなんて配慮じゃない
同僚には酒の勢いであんな簡単に明かしたのに
この友人には目の前にそういう人間がいるぞって言ってやりたいのに
言えなくて
性別を伏せたまま彼女のエピソードトークをして
話の締めに「聞けたなあ、彼氏遍歴」って言われたのをやっぱり覚えている
「彼氏ね」「ね、彼氏」とお互いに繰り返したアレが意味深だったからバレてるうえで嘘に話合わせてもらってる可能性も全然ある
でも本当に隠す必要なかったんじゃないか
自分を信じられないからそういうことになる
事情知ってる友人が一番スキンシップ多いんだから問題ないだろうに
意識してるのは私だけなんだから何の問題もないだろうに
なんで言えなかった
今更「嘘でした~(^_-)-☆」なんて言ったところでなんで明かしたの?なんで隠したの?ってなるだけで
いらない嘘に一番苦しめられてる
バカだ
別にアウティングなんか警戒しようもない
差別偏見はちょっとありそうだなって思うし身近にいるってわかったらそういう話しづらくなると思うと隠してたほうが都合がいいかなとは思うけど
同性しかいない界隈でノンケじゃない奴が混じってるって誰にもバレてない状況ならまだしも半数が知ってる状況で隠す意味ってマジでないんじゃねえか
とか
そういう理屈つけてただ自分語りしたいだけじゃねえの
とか
嘘なんかつかなくていいならつかんほうがいいにきまっとる
もう呼吸と同じ感覚で無意味な嘘を吐くのが当たり前になってしまった
虚言癖ほどではない小さな嘘を山ほどついている
自我を出してしゃべる相手じゃなかったから
いきなりそんなこと言われても困っただろうし
今と半年前じゃ状況も違う
11月の童貞さを反省して
12月の通話で身の程を思い知って、というか自分のだらしなさを指摘されたような気分に勝手になってクソほどメンタルめちゃくちゃになって
先月は全然大丈夫になった、わけではない
やっぱり下心が抑えきれない、本当に良くない
チャンスさえあれば近づいてしまう、触れてしまう
他の人もスキンシップ多いから目立ってないだけで私視点はほぼセクハラだ
でも先月は向こうから触ってくることも多くて
指を横から格子状に組むやつをされてたときの感覚が完全に恋人つなぎで
目線は一度も友人のほうにむけられなくて
他の友人の顔見て相槌打ってるのに意識は絡んだ指にしか行かなくて
無性にやっぱり照れてしまって
つらくて
ようわからんチョキの股ぶつけあうだけの数分間とかも目的もオチもわからすぎてずっとしどろもどろで
なんで今回はこんなに積極的なのかわからなくて
浅い覚悟がべらぼうにぐらついて
そのちょくごの目見て「なんなん!?」がグサリときて
いやなんなん!?っていうしかないくだりの一部分でしかないんだけどそれ言われて一瞬時止まって状況わかんなくなって
やっぱり言えねえやって改めて思った
はずなのに
やっぱり知ってほしいんだな
自分のしたこととかじゃなくて自分のありかたを偽るのは
その先一生嘘を吐き続けるために喋ったことを覚えておく必要があって
演じ続ける必要があって
思っていることと違うことを自分として皮を着るストレスから解放される日は来ない
相手のためじゃなくて自分のための嘘なのに
それでもしんどい
クソ甘えた生ぬるい人間だから
楽しかしたくない人間だから
許されたいしなんかうまいことなってほしい
そのためにできること
やっぱり嘘しかない
それが一番楽なんだ結局
なにも変わらないでいてくれ
これ以上しんどくならないでくれ
一人で泣くだけで済むんならそれでいいんだ
巻き込みたくない
巻き込みたくない
自分が自分のことをそういう少数者の当事者だとまだ思ってないんだなって
こんな勘違いみたいな事例でも事例そのものは当事者のそれだってことくらいは認めないと何一つ前に進めないのに
自分自身に差別的な意識がやまほど根付いてる自覚はある
それが認めたくない感情につながってる部分もある
でもそんな理由で自分を否定するのは一番つらい
自分の性別を自分でヨシとしていないのに指向まで過渡期にされたら処理できないから
そういうこともある、くらいで名前のない箱にずっと入れっぱなしにしている
だからこういうときに右往左往する
性的違和があるわけじゃない、三十路ニー的な感覚が根本にある自覚があるということ
だからその矛先が友人たちに向いてしまったら絶対に取り返しがつかないから怖くて
自分を律せる人間になれたら
自分に納得できる人間になれたら
たらたら言ってますけれども一歩も前に出ませんね
いい加減人生からはけたらええんとちゃいますの
いっそ彼女をさがしてみるかとも思ったけど
こんなのの相手をそんな理由でしなきゃいけない赤の他人にあまりにも失礼だし
かといって友人を好きなままでもいられない
性欲先行だけどこんなにもカワイイとかいうレア感情が頻出してる時点でそこ否定すんの理屈として苦しい
他人から指摘されてなかったら今も誤魔化せていただろうか
否
元カノのことすら8年経って未だに飲み込めてないんだ
リアタイの感情にリアタイでケリつけられるわけがない
今日ほどこの場所を作っておいてよかったと思った日はない
言いたいことをため込みすぎて爆発するところだった
ここ作ったのが何年前かも覚えてないけどそれだけは自分を褒めてやってもいい
もはや目的も何もない
ツイッター以外に頭書き留めておくだけの場所
十分