随分と日記を放置してしまった。更新すんのちょうど200日ぶりらしい。
この半年ちょい、香木コンビを追っかけるのに夢中で、ライフワークのはずのゲームすらやっている暇がなかった。
奴ら面白すぎる。一向に飽きる気配がない。こんなつもりじゃなかった。
そしてその間、四半世紀ほど何の進捗もなかった我がつめにっきに天変地異が起こっていた。
爪が伸びたのである。
まあまあきれいに伸びたのである。
左右ともに。
これは大事件、とんでもない事件だ。
ありえなかったことだ。
四半世紀超えられなかった壁を越えた。
心のどこかで結局は無理だろうとあきらめていたことだ。
成し遂げたぜ。
肝心なのは、まだ最終形態ではなく、今伸びたからと言って今後も維持できるかどうかはまた別の話、ということだ。
今はイベント前だから爪を大事にしようとする心理が働いているが、慣れてきたらまたないがしろにするかもしれない。
逆戻りだって大いにあり得る。
そのときのために、現在地がどこなのかという爪進捗と、
ここにたどり着くためにやったこと、必要だと感じたことを書き留めておく。
★進捗★
≪ Before ≫
つめにっき初回を参照。
爪先と指先の距離が2~3㎜、右手オールミジンコ、SwitchのLボタンと縦幅一緒。
ワイド爪以外の何物でもない。縦1:横3。
≪ After ≫
指先=爪先。
左手は全体もネイルベッドも新境地の長さ。
右手は左手のデフォルト+伸びかけ。縦4:横3。
右手中指の爪の縦幅、SwitchのZRボタンの縦幅と同じ。
ネイルベッド(ピンクのとこ)比で全体的に倍のサイズ、親指に至っては3倍サイズ。
誰がどう見ても縦爪、まではまだちょっと遠い。まだ白い部分長め。
でもこのくらいの爪の人結構見かけるよな、という長さ。
★だいじなこと★
・爪強化剤
・甘皮処理
・生活と思考をまるごともってかれるほど熱中できるコンテンツのイベントに行く予定を立てる
★やったこと★
◇昼休みと寝る前のネイルオイル塗布、ハンドクリーム常用
爪と皮膚の間をビタビタにし、周辺の指にも刷り込む
オイルは何でもいいと思うけど自分はOPIのマニキュア瓶の刷毛塗り
刷毛にたっぷり含ませたのを爪の先と指の間にMAXヨイショ
片手指5本ヒッタヒタにしたあとで爪の根っこの方も皮膚と爪の間に刷毛をすべらせる
余ったオイルを根っこの皮膚の上にテキトーに塗って刷り込む
ハイポニキウムくんをおだてないことにはどうしようもない
◇道具をそろえて甘皮処理&根っこ側の押し上げ
脱・皮被り
爪用のプッシャーとニッパー必須、プッシャーだけで甘皮除去すると爪が傷だらけになる
でもニッパーも気を付けないと指血まみれになる、動画とか見て勉強したほうがいい
週1,2回くらいのペースで押し上げ&除去
風呂上りとかで指がふやけてるとやりやすい、ふやけてなくてもできないことはない
プッシャーで甘皮浮かせるときにとにかく根っこの方の皮膚を「退け…」と念じながら痛くないギリギリまで押し上げる
爪を縦に伸ばすということは根っこの皮膚を押し上げることと心得たり
ネイルケアの動画見てると根っこあんま刺激しないほうが良いという見識もあるから自己責任で
根っこ側が指先に迫りすぎてる自分みたいな爪は正直押し上げないと見栄え全然変わらん
◇やすりで爪を削る
爪切りにさよならララバイ
爪先にひっかかりがあるとそこを剥いたり噛んだりしがち
放置で伸ばすと扇爪的な横への伸びもないことはない
爪噛みリスク撲滅&縦爪軌道修正のためのやすりがけ
指より爪の方が長くなったら指と同じ長さに調整するためにも削ったほうが良い
あぶないし無駄になんかにひっかけてハイポニキがしぬことが増える
でもネイルベッド伸ばしたいから2㎜くらい白いとこ残す
◇やすりで爪を磨く
爪への気遣いを実感に繋げるための儀式
爪の表面の縦筋や傷を削って、爪用の目の細かいやすり(フィルムとかいうやつ?)でキュッキュする
すると爪が輝く
傷や縦筋が意外と爪先の引っ掛かりくらい気になることあるからつるつるにしといて損はない
あと爪が様になるからミジンコ状態でもやったほうがモチベになる
強化剤ぬるときに傷あると気泡になりやすいからそれ防止のためもある
作業風景はきっと傍から見たら美意識高いJKのナイトルーティーン
◇爪強化剤を塗る
マスト、今回の大金星の立役者
塗布の目的は複数
・簡単には噛めない強度の爪にしたい
・ぶつけたりしても折れ欠けしないよう保護
・頑張って塗ったからきれいにしておきたいという心理による爪噛み抑制
・爪表面についた傷が隠せる
・爪が視界に入ったときに「ちゃんと頑張ってる感」を得られる
・爪が綺麗に見える
甘皮処理ややすりよりかはめんどくさいし時間もかかるけどやる価値しかない
ネイルオイルと同じとこが売ってる毎日塗り重ね→一週間したら除光液でオフするタイプのやつ
マニキュアとか経験なさ過ぎてうまい塗り方ぜんぜんわからない
気泡入るとストレスになりがち、うまく塗れるように努力する
どうしてもうまく塗れんときは重ね塗り諦めてもいい
でも「毎日」ってのが肝でもあるから飯食った後とかに流れでやっちゃうと良い
塗る前になるべく手洗ったほうが良い、脂で剥がれやすくなったりゴミ巻き込んだりする
ミジンコ爪にこそ容赦なく塗るべき、右手はこれがなかったら伸びてなかった
◇三次元でイベントやるようなコンテンツにハマる
すべての根源であり最難関
前提として、ストレスMAX状態だと爪を噛むしかないから趣味に熱中できることが大事
そのうえでドハマりコンテンツの本人登場、しかも至近距離、みたいなリアルイベントに参加する予定を計画する
すると自然と「身なり」が問題になる
ミジンコ爪がコンプレックスになっていればいるほど「見られたくない」という気持ちが高まる
しかし全指に絆創膏を巻いて参加するわけにはいかないから伸ばすしかない
爪の世話してる時間にドハマりコンテンツ視聴する
ストレスも爪噛む暇もなくなる
再生回数も爪も伸びる
ドハマりじゃない場合まずイベントに参加するハードルが高い
「参加しない」という選択肢がない状態=「やるしかない」というモチベ
世話の面倒や生活のストレスの根源をなくすのが一番の効果かもしれない
あとヤクルト1000を定期購入して飲んでることも書き添えておく
皮膚科の医者に言われた「噛まなきゃ伸びる」は真理ではあるんだけど、その「噛まない」がどんだけ難しいかという話。
「噛まないとやってらんねえ」の状態にならないようにストレスを軽減すること、「噛んだらもったいねえな」と思うレベルで爪を介抱することが肝なんじゃねえかなと考える。
ストレス軽減はそれこそ心療内科で薬もらうとか環境変えるとかやりようがあるかもしれんけど、爪の介抱は自分がやらなきゃネイルサロン通うしかないから、世話が苦痛だとだいぶキツイと思う。
逆に、もしこの世話やってる状態で一度でも噛んだらすべてが瓦解する可能性も全然ある。
理想の爪は指先=ネイルベッド先端のような、指の腹が包丁の背みたいに爪との合流地点に向かってとがるような爪。
爪を噛まずに普通に生きてきた人が持ってる爪。
今からそれが可能なのかは知らんし、ネイルベッドを伸ばすのがとにかく難しくて時間かかるのは分かる。
髪洗えばハイポニキ剥がれる。指ぶつければハイポニキ剥がれる。
オイルサボって乾燥が続けばハイポニキ剥がれる。白が増える。モチベが下がる。
つべで見た爪伸ばし姉貴は綺麗な爪になるまで3年かかったと言ってた。
自分はまだ数か月程度だ。やっとスタートラインに立ったに過ぎない。
あと「爪さえ伸びればすべてうまくいく」と思ってたけどそれほどでもねえわ。
どうせ爪短いから…という言い訳が使えなくなるだけ。
いうて重大な成功体験なのは明らかだから自信がつかないわけでもない。
香木コンビにハマってからというもの、ちょっと痩せるわフッ軽になるわ健康になるわイライラが減るわ、マジで人生変わったかと思うような変化が多かった。
言うまでもないが、一番の変化は爪が伸びたことだ。
これまで一度も成し遂げたことがなかったことができてしまった。
仕事中の書類の受け渡しや買い物の会計で恥を感じることがなくなった。堂々と指差しができる。
手を隠さなくていい。気分が上向く。
次の目標は爪の長さを左手=右手にすることと、参加予定のイベントをすべてこなした後も維持することだ。
もしネイルベッドがこれ以上伸びないようならネイルサロンへの相談も検討しようと思う。
できる限り行きたくないけど。
つめにっきの更新はしばらくないかもしれない。
すぐ更新するときは、それは瓦解したときだろう。
こっから瓦解したらやり直せる気がしねえな。