はつもの

いきてるよ~

ストレス備忘録~お局体験編~

この会社に勤めて4年と少し、前任と同期と上司が人としてはどうこう言わんけど一緒に仕事する上でしんどいな、と思いながら退職を考えたりしていた。

完全に甘かった。上には上がいる。

この文章は、お局のボディーブローと6時間消えない胃痛デバフを、上司に対してイラが来たときに思い出せるよう記録するものである。



あらすじをまとめておく。

8月下旬、キャリアのどん詰まりに不安が抑えきれなくなり体調を崩す。流れで同期に社内改善案の提案を持ちかけられる。

9月上旬、会議で同期が提案するも撃沈。言い方が悪いのと普段の心象がよくなかったのが原因。

9月中旬、同期がとりまとめて諸々のやり方を変えることになるが、あまりに不安定なうえに自分が矢面に立たされそうになったため上司にサシで意見聴取、上司預かりに

9月下旬、途中経過とかなく上司の鶴の一声で色々変わった。結果的に完璧な形に収まったレアな例。

10月上旬、会議にて経過報告。特になんかあったとは聞いていない。上司も出席

10月中旬、同期から提出物の改訂予定を聞かされる。「私は言い方が悪いらしいから」とのことで円滑に進めるために周知を自分にやってほしいとの事。内心関わりたくなかったが、首を縦に振らないと今後の関係に確実にひびが入る空気だったため、「対面じゃなくて書面なら窓口やります」と自ら申し出ることになる。

10月下旬(現在)、各部署へ事前確認依頼を出し、確認事項やご意見に返答。

最終日(昨日)にお局からメールが入る。文体と言葉使いのキツさに耐えきれず感情のバケツが粉砕。

そして本日、上司に相談の上お局にメールを返信しノーガードのみぞおちにボディーブローを食らう。なんとか泣かずに済んだ。

 

どんなメールだったかというと、そもそもペーパーレス推進のために提出フローを変えます、という話に対し「印刷のほうが楽なのになぜ手間を増やすのか」「電子提出の手間を上回るメリットを教えろ」という趣旨の内容。自分は何を書いても貶される気しかせずに縮み上がった脳みそをフル回転してオール電子のメリットとうっかり書いたままにしてしまった感想に近い私見の尻ぬぐい(それなりに繕ったつもりだったがダメだった)、上司の権限で決められる域の話じゃなくなったので確認の上回答する旨を返信した。

自分の文章がそもそも私見まみれで稚拙だと言われればそのとおりなのでそれは申し訳ないが、「ペーパーレスのメリット」と「データ作って送る手間」を比べて手間の方に天秤がガッツリ傾く格上を上手に説得する術を自分は知らん。

 

で、その返信に対して「手間以上のメリットないんですね、残念です」「この件は取るに足らないので割愛します」「管理職が決めることなのでこれ以上の返信は不要です」等の勝利宣言が文字ギッチギチの長文で返ってきた。下線とか太字とかの編集まで入ってた。悪意で人殴れる人こえーと思った。というか会社や今回の案件とお局がグッピー死ぬくらい温度差ある。

なまじ書いてある内容が普通だったりするので感情を殺して読めば参考にできるのかもしれないが、読み手を不快にさせる意図で書かれたとしか思えない文体と単語チョイスが反射的に吐き気を催し心をかき乱してくるので、ナナメ読みしてすぐ迷惑メールフォルダに移した。要約すると「黙っとけ雑魚」だと思う。

 

おそらくは手間以上のメリットを理解するつもりがそもそもない。

取るに足らないって言った内容、そもそもお局から聞かれたやつ。

管理職が決めることなのは当然なんだよなあ。文中に上司とのやりとりも記載したのに。意見聴取とその対応まで上司ができたらそりゃ楽だろうよ。

書いてて腹立ってきた。

 

あまりに揚げ足取りまみれで攻撃的な文章にべそかいてしまったので、なんか救いがほしいと思って上司に「お局はいつもこうなんですか?」と聞いた。お局がメールのCCに上司を入れていたからだ。

いつもそうらしい。上司曰くお局は肩書至上主義で、格上には媚びへつらい、格下には耳を貸さず攻撃する。絵に描いたようなお局である。そして変化には意地でも抵抗する。

弊社がGoogleカレンダーを社内共有できないのはお局が障害になっているせいとのこと。所属部署の私物化も問題視されてたりされてなかったりする。

昔弊社に役員として勤めていた人が嘱託で復帰したときも、その人が勤務していた頃お局の元上司で仲が良かったためお局と一緒に仕事をすることになったが、役員の肩書を失ったその人にお局はひたすらに攻撃性を向け、あっという間に配置転換したらしい。

協調性がマイナス方向にカンストしよる。



ここまで読んでこの感覚を思い出せたらいい(よくない)が、万が一忘れ去ったときのために。

ねじ切れそうな胃袋、勝手に溢れ出てくる涙、速すぎる脈と心臓の圧倒的存在感、とまらないため息と生あくび、頭から離れないメール本文、希死念慮

「あなたたちの方向性は正しい」「お局がいるから変化は本当にゆっくり起こさなきゃいけない」って言ってくれる上司、今までは肝心なところで突拍子もないことばかり起こしたり日本語通じなかったりセクハラ発言多かったりと不満が多かったが、お局に比べたら5億倍有能でいい人である。

伝わりづらすぎる自分の話を聞く時間を取ってくれる、お願いしなくても情報収集してくれる、裏話も交えて意見交換をしてくれる、少なくとも常識や社会感覚は自分とずれていない、経験の活かし方を知っている、休みすげえ増やしてくれる、お局含め魑魅魍魎の中でサバイブしている。お局の話をしているときに「いろんな人間をうまく使うことが大事」って明言する。経歴を裏切らない賢さはあるんだと認識せざるを得ない。

 

自分が上司をクソだと思っていた理由は、社会人として扱ってくれないと感じる出来事が多すぎたこと、失敗する機会を与えてもらえないこと(奪われることもあった)、自分の業務内容に関心を持ってもらえないこと、その他細々。こう羅列すると指示待ち感と甘えプンプンでやべえな。これは反省。

お局の圧倒的悪意パワーを前にしてはどれも些細すぎる不満だ。自分はとても平和な環境にいたのだと気付く貴重な機会であった点についてはお局に感謝してもいい。二度と御免だが。



こちらの粗を常に探している、揚げ足取って神経を逆撫でする、理解する気も会話する気もないので無敵、勝利宣言。

これ既視感あるなあと思ったんだけどインターネットに昔から一定数いるんだよな。荒らしって呼ばれたりしてるけど。

ただのマウントおばさんだと思えば、相手にしない、接触しないが大原則になるのはインターネットで学んだので、明日からは徹底的に存在を忘れていきたい。人を使う立場になるんだから、と言ってくれた上司には申し訳ないが、自分のメンタルでは逃げるだけで精一杯だ。

 

どのみち、自分の職務的に今後も接触は避けられないので、ただ事務的に事実だけを伝え、同じ土俵に上がらないよう気をつけるしかない。

嫌われるようなふるまいをしたつもりはないが心当たりがないわけではない。お局のことは最初から関わらんほうがいい人とは認識していたので、今までどおりの対応をするだけだ。

今回の件も返信不要ってお局から言ってくれたので全体通達以外で関わることはもうないと思いたい。

自分も書類を持っていくことはあるし、お局も書類などを自分のところに直接持ってくる機会は多い。どんな声色で来るのかは今は想像したくない。怖い。避けてくれるのなら万々歳だ。

 

あーーーーー出社怖ぇ!!!!!!!!

働きたくねえ!!!!!!!!!!!!!!!